FRUITING BONSAI / SPECIES GUIDE
深山海棠(ズミ)管理方法
バラ科 / リンゴ属 / 落葉小高木
紅色の蕾から純白の花へ、そして秋には美しい赤い実へ。
花と実の両方を楽しめる、華やかな実もの盆栽です。
基本の管理は「実もの管理方法」をご覧ください。
ABOUT ZUMI
深山海棠(ズミ)について
紅色の蕾から純白の花へ。
秋には赤い実を楽しめます。
深山海棠(ズミ)は、 バラ科リンゴ属の落葉小高木です。 雌雄同株で、花が花海棠や林檎に似ていることから 「実海棠」とも呼ばれます。
盆栽界では、小さな黄色い実をつけるものを「ズミ」、 ズミより少し大きな赤い実をつけるものを 「深山海棠」と呼んできました。
5月〜6月頃に咲く花は、 蕾のうちは紅色ですが、 開花すると純白へと変化します。 秋になると実が熟し、鮮やかな赤い実を楽しめます。
開花前は可愛らしい紅色の蕾を楽しめます。
開花すると花は純白になり、美しい姿を見せます。
秋には実が熟し、鮮やかな赤色へと変化します。
PLACEMENT
置き場所
日当たりと風通しのよい場所で管理します。
日陰でも育ちますが、 日照が不足すると実付きが悪くなるため、 できるだけ日当たりと風通しのよい場所 で管理してください。
ただし、葉焼けを起こしやすいため、 夏の強い直射日光や西日 には当てないようにします。
花付き・実付きをよくするため、 春は十分に日に当てます。
真夏の強い直射日光や西日は避け、 葉焼けを防ぎます。
WATERING
水切れに注意
水を好むため、
乾かしすぎないように管理します。
深山海棠は湿地にも自生するほど水を好む樹種です。
水切れすると葉焼けを起こすことがあるため、 特に夏場は水切れさせないよう注意 してください。
高温期は鉢や苔玉が乾きやすくなります。 土や苔の状態をこまめに確認し、 乾かしすぎないよう管理しましょう。
FERTILIZER
肥料
肥料を好むため、
生育に合わせてしっかり与えます。
深山海棠は肥料を好む樹種です。 春の芽出し頃・花後・8月〜11月頃 を目安に与えます。
春の新しい生育に合わせて肥料を与えます。
開花後、実の生育につなげるために与えます。
実が固まる時期から秋にかけて与えます。
FLOWERING & POLLINATION
開花と受粉
実付きをよくするために、
近縁種を一緒に育てるのがおすすめです。
開花時期は 5月〜6月頃です。
一つの花に雄しべと雌しべがありますが、 1本だけでは実付きがよくないことがあります。
そのため、近縁種の ハナカイドウやヒメリンゴ などを交配用として一緒に育てると、 より結実しやすくなります。
花の咲く時期を合わせることがポイントです。
近縁種を近くに置くことで、 受粉・結実を助けます。
花が咲く時期の近い近縁種を一緒に置くと、 実付きがよくなることがあります。
PESTS
アブラムシなどに注意
新芽や葉をこまめに確認しましょう。
アブラムシなどの害虫がつくことがあります。 特に新芽の時期は、葉や枝の状態をこまめに確認してください。
FRUITING BONSAI CARE
紅色の蕾から白い花、
そして秋の赤い実へ。
日当たりと水切れに気を配りながら、
受粉を助ける近縁種とともに、花と実の移り変わりをお楽しみください。
