GREEN SCAPE CARE GUIDE

カエデ・モミジ 管理方法

ムクロジ科 / カエデ属 / 落葉広葉樹

春の芽出し、夏の深緑、秋の紅葉、冬の寒樹と、
四季折々の姿を楽しめる樹木です。
一般的に、葉の切れ込みが深いものを「モミジ」、
浅く丸みのあるものを「カエデ」と呼ぶことが多いです。

01

PLACEMENT

置き場所

OUTDOOR CARE

一年を通して、日当たりと
風通しの良い屋外で管理します。

夏の強い日差しは葉焼けの原因になるため、 朝日が当たる程度にし、 日差しが強くなる時間帯は半日陰で管理します。

春の芽出し頃はもちろん、 秋の日照条件も紅葉の美しさに影響します。

SPRING

芽出しの時期は、しっかり日光に当てます。

SUMMER

朝日程度にし、強い日差しは避けます。

AUTUMN & WINTER 秋〜冬

秋もしっかり日に当て、落葉後も屋外で管理します。

落葉後も春まで屋外で管理します。 春になり暖かくなると、新しい葉が芽吹きます。
02

WATERING

水やり

WATERING GUIDE

乾き具合を確認して、
たっぷりと水を与えます。

SUMMER 夏は朝夕

暑い時期は乾きが早いため、水切れに注意します。

WINTER 冬は2〜3日に1回程度

乾き具合を確認しながら与えます。

01 鉢植え 土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るまで たっぷり与えます。
02 苔玉 湿り気がなくなったら水に2〜3分浸し、 気泡が出なくなったら取り出します。
水やりのタイミング
乾き具合が分かりにくい時は、鉢や苔玉を持ち上げてみましょう。 軽くなっていたら水やりのタイミングです。
※管理する環境・大きさ・鉢の形状によって乾き方は異なります。
03

FERTILIZER

肥料

SPRING & AUTUMN

春と秋を中心に、
控えめに与えます。

SPRING 春 / 4〜5月

新芽が動き出す春の生育期に与えます。

AUTUMN 秋 / 9〜10月

秋の生育期に、控えめに与えます。

LIQUID FERTILIZER 1,000〜2,000倍

原液を使用する場合は水で薄め、 2週間に1回程度を目安に与えます。

SOLID FERTILIZER 約2か月持続

固形肥料は、一度与えると 約2か月効果が持続します。

与えすぎに注意
肥料を与えすぎると枝が徒長しやすくなるため、 控えめを心がけましょう。
04

PINCHING & PRUNING

芽摘み・剪定

PURPOSE

枝の間延びを防ぎ、
小枝を増やして樹形を整えます。

  • 枝の間延びを防ぎ、小枝を増やす
  • 樹高を抑える
  • 樹全体の樹勢を均等に保つ
MOMIJI モミジの場合

新芽(新梢)は3月中旬頃から順次伸びてきます。

今年伸びた枝を、 2〜3節 (1節に葉が2枚付きます)残して切ります。

モミジの芽摘みと剪定方法
KAEDE カエデの場合

5月〜6月頃まで新梢を伸ばし、 十分に力がついてから剪定します。

伸びた枝を 2〜3節残して 切るようにします。

カエデの芽摘みと剪定方法
剪定のポイント
枝を短く切り詰める時は、芽や節の位置を確認しながら、 樹全体のバランスを見て剪定しましょう。
05

AUTUMN COLOR

紅葉を楽しむために

TEMPERATURE & SUNLIGHT

秋の日照と昼夜の寒暖差が、
美しい紅葉につながります。

最低気温が8℃以下になると紅葉がはじまり、 5〜6℃以下になると、 より一層進むといわれています。

鮮やかな紅葉には、 秋の日照と昼夜の気温差(寒暖差) が大切です。

AUTUMN COLOR BEGINS 最低気温 8℃以下

紅葉がはじまるひとつの目安です。

DEEPER AUTUMN COLOR 最低気温 5〜6℃以下

紅葉がさらに進む目安とされています。

FROM MID-NOVEMBER 11月中旬頃からは、
夜も屋外で管理しましょう。

室内では気温が8℃以下になりにくいため、 紅葉しないことがあります。

06

LEAF SCORCH

葉やけに関するよくあるご質問

FAQ

夏の強い日差しで、
葉が茶色くなってしまった場合

夏の強い日差しによって葉やけし、 葉が茶色くなってしまった場合は、 状態に応じて傷んだ葉を落とします。

その後、数週間ほどすると 新しい葉が芽吹くことがあります。

晩秋は行わないでください

晩秋は休眠期に入るため、 葉を落とす処置は避けましょう。

葉やけしたモミジの葉を取り除く方法
07

PESTS & DISEASES

病害虫と対策

PREVENTION

日当たりと風通しを整え、
早めの予防を。

春先はアブラムシやカイガラムシなどがつくことがあり、 梅雨頃からはうどんこ病も発生しやすくなります。

日当たりや風通しのよい場所で管理し、 時には葉すかしや鉢回しを行いながら、 樹の内部の通気性にも気を配ってください。

APHIDS アブラムシ

春先の新芽や柔らかな枝につきやすいため、 早めに確認します。

SCALE INSECTS カイガラムシ

枝や幹をこまめに観察し、 発生を見つけたら早めに対処します。

POWDERY MILDEW うどんこ病

風通しが悪くならないよう、 枝葉の混み具合にも注意します。

日頃の予防が大切です
日当たり・風通しを確保し、 葉や枝の状態をこまめに観察することで、 病害虫の早期発見につながります。

SEASONAL BONSAI CARE

四季の変化とともに、
カエデ・モミジを楽しむ。

春の芽吹きから夏の緑、秋の紅葉、そして冬の寒樹まで。
季節に合わせて管理し、 一年を通して変化する姿をお楽しみください。